Luscious Mountain(ラシャスマウンテン)


Luscious Mountainはcumicumiが製造販売するコーヒー及びコーヒー豆のブランド名です。 Luscious Mountainのオリジナルブレンドコーヒーの主なブレンドは、日本では入手が難しい雲南コーヒーを生豆から輸入し焙煎しブレンドしています。
以下のご案内は、当社が製造販売し原産国が中国と表記されているコーヒー豆を対象としています。

※雲南コーヒー提携農園からの景色


当社のこだわり①サプライチェーンのこだわり


コーヒー豆は生豆の状態では2〜3年ぐらいは品質が変化しません。生豆は種子なので土に植えれば芽が出ます。一方焙煎すると酸化が始まり、真空や密閉等の工夫をしたとしても3カ月が品質変化なしで楽しめる期限と設定することもあります(会社によってはもっと短く設定します)。この焙煎後の酸化が風味に多大な影響を与えていますが、皆さんが手にするコーヒー豆がいつ焙煎されたのか、表示では判明しない場合がほとんどです。

ポテトチップスは2019年に賞味期限が4カ月から6カ月に伸びましたが、コーヒー同様酸化する運命から逃れられません。コーヒーの場合は、焙煎してブレンドして店頭に並ぶまでに既に時間が経過し、購入後飲み切るまでの時間も加えるとポテトチップスよりも品質変化してしまったコーヒーを口にしているケースが多いと想像します。

つまり、皆さんがコーヒー豆を手にする際に、焙煎されて間もない物を選ぶことができ、更に家で保管することなくすぐ飲んだ場合と、同じコーヒー豆でもかなり風味の違いがあります。
当社は、上記の品質が損なわれる要因を改善したく、注文を受けてから生豆を焙煎しブレンドし生産する受注生産の方法を採ることにしました。焙煎直後の豆は二酸化炭素(炭酸ガス)を多く含んでおり5日間前後寝かせてからブレンド等の生産を開始しますのでお手元に届くまでにお時間を頂くことをご了承頂ければと思います。

 


当社のこだわり②スペシャリティーコーヒーのこだわり


スペシャリティーコーヒーとは?日本スペシャルティコーヒー協会が定める定義は下記です。

『消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。 風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。 カップの中の風味が素晴らしい美味しさであるためには、コーヒーの豆(種子)からカップまでの総ての段階において一貫した体制・工程・品質管理が徹底していることが必須である。(From seed to cup) 具体的には、生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。 そして、適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること。 さらに、適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されることが求められる。』

当社が製造販売し原産国が中国と表記されているコーヒー豆は、全てこのスペシャリティーコーヒーになります。

 


当社のこだわり③品種のこだわり


コーヒーの3原種はアラビカ・ロブスタ・リベリカで、リベリカは世界で僅かな為割愛します。またロブスタはインスタントコーヒーの原料になることが多く、サビ病に強いメリットがあります。日本で手に入るコーヒー豆のほとんどが1番風味が良いとされるアラビカになりまして、アラビカの中でも3つに分けられます。ティピカ・ブルボン・エチオピア在来種の3つです。各国の農園でどの品種に力を入れるかは、環境(気候や土や病気)、収穫法(木の背丈で収穫しやすいか)、収穫量(木の寿命までの量)で決まるのだと思います。

提携の雲南コーヒーの農園にて、様々な品種のコーヒーをテイスティングしました。提携農園に限らず雲南では「カティモール」という品種が多いです。アラビカの3種ではブルボンが起源になります。浅煎りにすると酸味があり、深煎りにするとそれは消え、焙煎によって印象を変えると思います。「カトゥアイ」は、酸味が少なくコーヒーらしい苦みがあるので日本人の嗜好に合っていると思います。アラビカの3種ではティピカとブルボンが起源になります。

 


コーヒー豆豆知識


雲南コーヒーの始まりは、1892年にフランスの宣教師がコーヒーの木を植えたことから始まります。その後、ネッスルやスターバックスが開発を行い国家プロジェクトのようにコーヒー産業が発展します。
世界のコーヒー豆は生豆の状態で主に3つ種類に分かれます。日本で手にするコーヒー豆のほとんどは生豆の状態は③ウォッシュドになります。
いずれの製法も、ぬるぬるした膜の内側にあるパーチメント(内皮)がついた状態で天日干し、最終工程で脱穀するのは共通しています。

生豆の製法名 製法 特徴
①ナチュラル  コーヒーチェリーのまま天日干しする。 果肉部分も豆に付着しているので、豆以外の風味も加わり複雑な風味になる。
②ハニープロセス コーヒーチェリーを取り除き、ぬるぬるした膜をつけたまま天日干しする。 ミューシレージ (Mucilage)も豆に付着しているので、豆以外の風味も加わり少々複雑な風味になる。
③ウォッシュド コーヒーチェリーを取り除き、ぬるぬるした膜を洗って取り除き天日干しする。 豆だけの風味なので、風味を一定に保つことができる。

以下では③ウォッシュドが出来るまでを写真でご紹介します。  

※コーヒーは白い花をつけます。1つの花に雄しべ雌しべがあります。

※受粉は主に昆虫ですが、1つの花に雄しべと雌しべがあるので自然に受粉もします。※コーヒーチェリーはかじると簡単に果実がとれます。白い方はぬるぬるした膜とパーチメント(内皮)に覆われています。③ウォッシュドではこの膜を洗って取り除きます。

 

※水洗いした豆を天日干しにしています。その後パーチメント(内皮)を脱穀し③ウォッシュドが出来上がります。

 


レギュラー商品:Yunnan Imperial Blend(雲南インペリアルブレンド) ーミルクとの相性抜群ー


「雲南インペリアルブレンド」で使用される、雲南コーヒーの豆の品種「カティモール」について。
「ハイブリッドティモール」×「カトゥーラ」
 
カティモールは、ハイブリッドティモールとカトゥーラの人工交配種です。ハイブリッドティモールの育成の速さによる生産性の高さと、カトゥーラの樹木の低さと日光への強さを受け継いでおり、病気への耐性も高い品種です。
さび病への耐性と密集して植えられる小ぶりなサイズ、それに伴う収穫量の多さは、生産者にとって効率的よく栽培しやすい品種です。
ロブスタ種(カネフォラ種)の特徴も受け継いでいるため、味わいが劣ると言われますが、カティモールは標高1,200m以上の高地で手入れをしながら栽培すれば、豆の個性が感じられる味わい豊かなコーヒーになります。雲南の標高は、南は1,500m~北は4,000mの為これらを満たしています。
インペリアル雲南ブレンドは、更にアラビカ種のモカとマンデリン、それぞれブレンドを名乗れる人気の高いコーヒー豆を贅沢にブレンドしています。
 

※コーヒーベルト及びインペリアル雲南ブレンドのコーヒー豆の産地国

 

 


レギュラー商品:Meng Huo Nap(メンフオナップ/孟獲の昼寝) ーSingle Originー


「メンフオナップ/孟獲の昼寝」で使用される、雲南コーヒーの豆の品種「カトゥアイ」について。
「ムンドノーボ」×「カトゥーラ」
カトゥアイは、ムンドノーボとカトゥーラの人工交配種です。ムンドノーボはブラジルで発見された自然交配種で、風味に優れ病気に強く収穫量も多いのですが、木の背丈が高いので収穫法に難点がありました。そこでカトゥーラの樹木の低さをかけあわせカトゥアイが開発されました。
雲南のカトゥアイは、鉄分を多く含んだ赤土のジャングルで栽培されており、野生の象がいたり三国志に出てくる南蛮王の孟獲の世界観そのものです。実際に雲南には孟獲の墓があり、孟獲が蜀に帰順しつつがなく雲南を統治している時にコーヒーを飲んでいたら?をイメージして商品開発しました。
他の国のコーヒーをブレンドすることなく、100%雲南のカトゥアイのみのシングルオリジンになります。強すぎない苦み、苦みの奥に雲南のジャングルがある、ミルクと砂糖を入れるかたも、入れる前に是非一度ブラックで一口飲んでみてください。

 

cumicumiの活動


※三鷹ハモニカ横丁「ASIANS アジアの小さな百貨店」 イベント出店

※三鷹ハモニカ横丁「ASIANS アジアの小さな百貨店」 ではコーヒー好きのお客様が多いアナエロビックの注文が多かったです。 ※三鷹ハモニカ横丁「ASIANS アジアの小さな百貨店」 店内


イベント商品:みんなで作る推しのブレンド



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